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南山っ子ブログ

  • 自分の意見をしっかりと書きます。
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2016/11/30

研究授業

研究授業

南山小学校では、毎週火曜日が研修の日になっています。授業の進め方を話し合ったり、研究授業をしてその後に検討会をしたりしながら日々研修を続けています。

先日、3年2組で研究授業がありました。教科は国語で「ちいちゃんのかげおくり」というお話です。戦時中の話で、幸せに暮らしていた家族が空襲に会い、ちいちゃんという5さいくらいの女の子が、一人だけ生き残り、燃えてしまった家の近くのぼうくうごうで、さみしく家族が帰ってくるのを待っているという場面の学習でした。

3年2組の子どもたちは、ちいちゃんの気持ちがわかる文に線を引き、その時のちいちゃんの気持ちを考え、隣の席の友だちと話し合います。(南山小学校では、このように友だちと自分たちの考えを深め合うことを学び合いとよんでいます)子どもたちは、友だちの考えをうなづきながら聞いたり、質問したり、同調しながら聞いたりと真剣に学び合います。

隣どうしで話し合った後、今度はクラス全体で深め合います。ここでも自分の考えを聞いてもらいたくてたまらない子どもたちの積極的な発表がたくさん見られました。

まとめとして感想を書きました。時間もおしせまっていたので、2人だけ感想を発表することになりました。修了のチャイムが鳴ったのですが、どうしても自分の感想を聞いてほしかったのでしょう。真っすぐ手を上にあげ先生の顔を見つめ「当ててください」と目で訴えます。先生も「それではどうぞ」とあてます。自分が書いた感想がプロジェクターで黒板の画面に映し出されます。みんなの前で発表した後、先生が「時間がなかったけど、○○ちゃんに当ててよかったー。」と言うと発表できた女の子は満面の笑みです。

とても素晴らしい雰囲気の中で授業が終わりました。前回は2年2組で、さらにその前は4年2組、6年2組と月に1度は研究授業を実施していますが、先生たちばかりでなく、子どもたちにも確実に学ぶ力がついてきています。

これからも南山小学校は職員、子どもたちの全員で頑張ります。保護者の皆様方の応援よろしくお願いします。