校長先生から、何かつぶやいてくれと言われましたので、ときどきつぶやかせていただきます。

　まず、どうして「サム」かという理由を書かせてもらいます。私は佐世保出身でありまして、そこには米軍の基地があったので、米軍兵とその家族の人たちがたくさんいらっしゃいました。もちろん子ども達もたくさんいました。

　私が中学生になって１年くらいたったときでしょうか。５歳くらいのアメリカ人（たぶん）の男の子に「ハーイ」と声をかけられました。思わずそちらの方を向くと「マイ　ネーム　イズ　ブロンソン」「ワッチャ　ネーム」と聞いてきました。中学生になって習ったばかりの英語が聞き取れたのが嬉しくて「まい　ねーむ　いず　おさむ」と答えました。すると、その男の子は「オー、サム。グッ　ネーム」と動きを加えながら言ってくれました。

　私は「サムじゃないんだけどな。おさむなんだけどな」と思いながらも、「サム」という呼ばれ方をちょっぴり気に入っていました。

　それで「サムのつぶやき」という名にしました。どうかよろしくお願いします。

　でも、今の子ども達はすごいです。年に何回か英語の授業を見せてもらうのですが、私が中学で習ってやっとできるようになったことを、小学生のうちからできています。

　９月２０日（土）第２回目の公開授業を計画しています。算数や国語ばかりでなく、英語の授業もありますので、どうぞ南山小学校に見学に来てください。